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低温実験部

本実験部は, 平成18年(2006年)における自然科学研究支援開発センターの改組前において,独立した文部省省令センターである「低温センター」でありました。平成18年度の改組以降は「低温・機器分析部門」の1部でありましたが,令和元年(2019年)に更なるセンターの改組によって,「総合実験支援・研究部門」の1部として再出発しました。

本実験部の基幹業務は,広島大学全学に対する液体寒剤(液体ヘリウム,液体窒素)の安定的供給,安全運用の指導および寒剤資源の保護です。
大学における自然科学研究にとって液体寒剤は必要不可欠なインフラです。特にヘリウムは枯渇が危惧される貴重な資源であり,その回収,再利用は資源の有効活用の面から各大学に課せられた使命といえます。 その使命の最も重要な基盤を担うのが本実験部に設置されたヘリウム液化システムです。 本実験部では,そのシステムの安全・安定した稼動と毎年増え続ける液体ヘリウム供給に対応するため,法令を常に遵守し,日々の点検・整備と機器の更新を行っています。 更に,安全講習や演示実験を始めとして教職員・学生・学外者等を対象に広く教育活動も実施しています。

パンフレット

自然科学研究支援開発センターパンフレット (2022年度版) (6.8MB)

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